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アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン/I Come with the Rain [映画]

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原題:I Come with the Rain
監督・脚本:トラン・アン・ユン
製作:フェルナンド・サリシン、ジョン・カゼ、ジャン=ピエール・マノワ
音楽:レディオヘッド、グスターボ・サンタオラヤ
製作国:2009年フランス映画
上映時間:1時間54分
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

ジョシュ・ハートネット、
木村拓哉、
イ・ビョンホン、
ショーン・ユー、
トラン・ヌー・
イェン・ケー、
イライアス・コティーズ

http://eiga.com/movie/34185より引用

予告や、今までの情報から
面白くないんじゃね?
なーんてまったく期待しないで見てきました。
アイカムウィズザレイン

あらすじhttp://www.eigaseikatu.com/title/s-26244より

ある男が失踪した。
手がかりは、名前と年齢、数枚の写真だけ。
彼の名はシタオ。
彼の父の依頼により、元刑事の探偵クラインは、シタオ捜索の旅に出る。
シタオの足跡を辿り、LAからフィリピン、そして香港へと辿り着くクライン。

そこで刑事時代の仲間メン・ジーと共に突き止めたのは、シタオがリリという女性と一緒にいるということ。
そして、リリを溺愛し、追い求め続ける香港マフィアのボス、ス・ドンボもまた、シタオを探しているということだった…。
香港マフィアと警察の抗争、壮絶な逃走劇に巻き込まれながら捜索を続けるクラインは、遂にシタオとの対面を果たす。だが、その時彼の目に映ったシタオの姿とは…。



【感想】結構、良かったかな。
好演してた。

でも、グロいのが苦手な人は無理かも・・・
このシーンの後とか・・・

icomewiththerain7.jpg

イ・ビョンホンさんが意外と?
演技派でしたねー。

注:イ・ビョンホンさんの新作は8月公開だそうです。
http://www.gbw.jp/
グッド・バッド・ウィアード
top_image.jpgネタバレ

シタオは大富豪の息子なんだけど
まったく、家業を継ごうだとか金に執着してないっぽい感じでした。
キムタクが、自由奔放というか
何も考えてないというか、普通に生きてるシタオ君というキャラに会ってたと思う。
キャスティングが良いです。

映画は、2年前のLAで起きた
クラインさんの、事件のシーンから始まります。

フィルムの撮影方法がなんか
ハリウッド作品と微妙に違って長く撮ってる感じです。
まったく音を入れてなかったり
逆に、音楽入り過ぎだったり。

そして、2年後、探偵になってて
その2年間、彼はその出来事に苦しみ続けてます。
たぶん、一生苦しむでしょう。
最初のシーンで、いきなり犯人(この人はちょっとおかしい人)が
クラインに「キリストの受難」というセリフを言うんだけど
キリストの受難はパッションと言われていて
前に、ジム・カビーゼルがやった作品をみて
号泣して
(というか、観客ほとんどすすり泣いてましたから。)
館から出てくるのが恥ずかしい映画でしたから
えーー?
どうしよう・・・また大泣きすちゃったら
やーーん!![ふらふら]宗教もの??
と思いながら見始めました。


が、全然泣きませんでしたーーー[わーい(嬉しい顔)]


最初は、クラインさんがシタオの父に捜索を依頼されたので
真剣に探すのがテーマなのかと思っていたので
そっちに気を取られてしまって
まじめに探してるのか??
いくら金と時間は自由だと言っても
のんびりし過ぎじゃない?
とか
フィリピンで前の探偵に会ってシタオは死んだはずだが
死んでないと思うとか言われて
今度は香港へ・・・
ってロードムービーなのか??
とか
でも、この作品のテーマはそういううわべだけのモノじゃないことが
途中からわかって、真剣に見始めました。

icomewiththerain4.jpg

同化とか、肉体とか
なんか抽象的なんだよねー。
各キャラクタが比喩になってるみたいな感じで
もう一回見たいと思いましたが
クラインさんが精神病院に入った事件の真相が最後の方で
わかるんですけど
殺人犯と同化しちゃってて怖いシーンです。

そしてラストのラストで
シタオとやっと、やっと会えるんですが
そこでは、シタオの父と同化しちゃんってる感じでした。

ジョッシュ、キムタクだっこしてました。(お姫様だっこです)

シタオはキリストの受難っっぽいことを
ドンポにやられました。
そんな小さい釘?とも思いましたが
じゅうぶんだったようです。

セリフまでキリストっぽいです。
キリストが十字架に貼りつけられて言うセリフですよ。
私は、共感できなかったんですけどね。
どうして、自分をこんな目に合わせた人を許すのか。
(マリアの身にもなってみろ。自分の息子がこんな目にあってるのに・・泣くだろ、)


クラインさんは、悪夢に苦しみ
ドンポさんも、いつも怯えてることに苦しんでいたみたいですが
シタオはそれは癒さないってとこがテーマだと思いました。

私の感想なので
まっったく当てになりません。
劇場でお確かめください。


※シタオはヒーローズのクレアみたいな感じ。
死なない・・・

※香港でショーンユーがジョシュの知り合いの刑事で出てきます。
魚の胃袋だっかか?内臓を箸で食べてました。
最初は5つ星のホテルに泊まってたんだけど
なぜかアパートを探します。
事件のあった部屋を掃除して住むんです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お?
事件現場のお掃除って
サンシャインクリーニングのパクリかい?
と思いながら見てました。
思い出したので追記します。



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コメント 2

がり

内容がちょっと分かりづらいと聞いたので、
見ることがあれば、こちらで先にネタバレ読んでから見ようかな。[汗汗]
by がり (2009-06-10 13:40) 

コッスン

独特の映像やフィルム回しで、ハリウッド映画の撮影と違うという印象で始まります。
そして、物語のうわべだけのストーリにとらわれると
私のように、捜査が甘い。とかロードムービー??とか
乗りきれないまま見たら面白くないと思ってしまいそうな作品ですが
ある地点まで見ると、テーマがわかってくるから
そこからは深みがあって面白かったです。
2回3回とみるとさらにわかると思いますが
結構、グロいシーンがあるので
そういうのが苦手な人は無理です。
グロいというのは、「首のシーン」です。
ジョシュの画像↑(本文)貼ったけど
メスでねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オーマイガー
これを読んでキモい人は見ない方が良いです。

キリストではないんだけど、やられることが
キリストの受難っぽいんだよね。
セリフとかね。
なんかね、私はこの作品好きですね。

by コッスン (2009-06-10 23:57) 

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