扉をたたく人/The Visitor

今年のオスカー主演男優ノミニー作品
やっと、全部見れました。

ショーン・ペン『ミルク』(ウィナー)
ミッキー・ローク『レスラー』
リチャード・ジェンキンス『扉をたたく人』
フランク・ランジェラ『フロスト×ニクソン』
ブラッド・ピット『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
↑
私の思ったランキング
でもミッキーもよかったんだよーー


リチャード・ジェンキンスさん
地味だけどよかったです!!
ミッキーの次に良かったです

あー、全部見て思ったのは
やっぱり、ショーン・ペンが一番良かったかも。
作品賞もミルクでいいと思う。
(あ、、愛を読む人見てません・・・)

扉をたたく人というタイトルだったので
誰のことかなー
と見始めて、最初にドアノックしたのは
提出物を期限内に提出できなかった髪男子学生でした。
ウォルターは、聞く耳を持たず却下。

毎日、なんの変化もなく
特に人と関わらず生活していましたが
NYで行われる学会に出席することになり
コネチカットからNYのアパートに久しぶりに帰ってきて
そこから、話が展開していきます。

ここまでの部分がすごくよくできてました。

そしていろいろあって
同居人が彼女との約束に遅れるから・・・
と地下鉄のキップを買う時間がもったいなくて
僕のカードで、と先にウォルターを通して(バーのある改札です)
次にタレクが行こうとしたけど
持ってたジャンベがでかくてなかなか通れなくて
その様子を見ていた警察が
タレクが中東系というだけで逮捕してしまいます。

誤解だからすぐ釈放される・・・
なんて軽く考えてたら大間違い

入国管理局の拘置所に入れられてしまいました。
タレクは不法滞在者だったんです。

ウォルターは自分が関わってるし
毎日毎日面会に訪れます。(日課ともいう)



すごいよねー。
人が変わったかのような感じです。

一体、何回面会に行ったんでしょう。

そして、ラストシーンの少し前の
あのウォルターの大声での叫び!!

理不尽というか、やっぱり無力か
守るべき法律が。
ああ。。

そしてラストシーン


良い作品だった。
でもくどいですけど
ミルクが一番良かったです。
作品賞は愛を読む人は見てないけど
それ以外だったらやっぱりミルク



あらすじ　http://eiga.com/movie/53733
愛妻に先立たれ、心を閉ざして孤独に暮らしていた大学教授のウォルターは、久々にニューヨークにある別宅のアパートを訪れるが、そこにはいつの間にか見知らぬ移民の男女が暮らしていた。シリア出身の青年タレクは“ジャンべ”というアフリカ発祥の太鼓の奏者であり、ウォルターはタレクからジャンベを習い始め、2人は次第に心を通わせていくが……。

原題：The Visitor
監督・脚本：トム・マッカーシー
製作：アリー・ジェーン・スカルスキ、マイケル・ロンドン
製作総指揮：オマー・アマナット、ジェフ・スコール、リッキー・ストラウス、クリス・サルバテッラ
撮影：オリバー・ボーケルバーグ
美術：ジョン・ペイノ
編集：トム・マカードル
音楽：ヤン・A・P・カチュマレク
製作国：2007年アメリカ映画
上映時間：1時間44分
配給：ロングライド

邦題は、面会とか拘置所でもいいんじゃねー??
私はそのシーンが良かった

傑作だと思った。

コメント 2

こんばんは。
普段は脇役ばかりのR・ジェンキンスの主役ぶりを見てみたいです。
by hash (2009-07-27 21:41) 

hashさん
こんばんわー。
ずーっと、出てますよ。
背筋もピンとして姿勢もいいし
背も高くてかっこよかったです。
アメリカの不法滞在の現実ですが
お母さんが悪いんじゃん!!と悔しかったです。
見てみてください。
by コッスン (2009-07-30 00:43)