ブリット/Bullitt [午前10時の映画祭]
原題:Bullitt
製作:フィリップ・ダントニ、ロバート・E・レリア
監督:ピーター・イエーツ
原作:ロバート・L・パイク
脚本:アラン・R・トラストマン、ハリー・クライナー
撮影:ウィリアム・A・フレイカー
音楽:ラロ・シフリン
製作国:1968年アメリカ映画
上映時間:114分
字幕は 高瀬鎮夫さん。
http://asa10.eiga.com/cinema/41.html
ストーリー
スティーブ・マックィーン主演による刑事アクションの名作。
サンフランシスコ市警の刑事フランク・ブリット(マックィーン)は、
野心家の上院議員チャルマースから裁判の重要証言者の護衛を命じられる。
だが、証言者ジョニーはマフィアの裏切り者で、
ブリットが護衛して間もなく何者かに射殺されてしまう……。
監督は本作がハリウッド進出第1作となる
イギリス出身のピーター・イェーツ。
共演にロバート・ボーン、
ジャクリーン・ビセット。
サンフランシスコの急な坂道を舞台に繰り広げられる
カーチェイスは映画史上屈指のアクションシーンである。
こぼれ話
リアリティ追求のため、
本作はオールロケ撮影を敢行。
この作品の影響で、以後のアクション映画にはカーチェイスが必須になった。
サンフランシスコの坂の追跡シーンは、何台ものカメラで撮っているので、
よく観ると同じ場面をアングルを変えて何度も使っているのがわかる。
また、主人公のブリットが運転するマスタング390GTは、
ワーナーの車両手配チーフのロン・ライナーが所有していた車だが、
貧乏刑事を演出するためにフェンダーをへこませたのは
マックィーン自身のアイデアだ。
キャスト
スティーブ・マックィーン、
ジャクリーン・ビセット、
ロバート・ボーン、
ロバート・デュバル
サンフランシスコのカーチェイスシーンが
長い。そして、、、めっちゃ怖い
まるで、USJのバックトゥーザ・フューチャーザライドのアトラクションのようだった。
私は、苦手です。
今週来週の午前10時の映画祭は
たっぷりマックイーンです。
【感想】
地味。
昔っぽいです。いろいろと
でも、マックイーンは寡黙で演技派。
ステキです。
1968年作品なので、まだパンナムが出てきます。
(パンナムといえば、ディカプーのキャッチミーイフイーキャン)
パンナム機に搭乗するのに
拳銃持ってても乗れちゃいます。
恐ろしい。
X線で手荷物見ないんですね。
そして、無駄に
ボーディングブリッジ接続シーンとか映しだされます。
客席の後ろの、「非常扉」も誰もみはってません。
滑走路も自由自在???
証人の護衛も、ありえないくらい緩い護衛だし
(せめて二人体制にすればいいのに・・・)
FAXも、なんじゃこりゃー!!という見たこともない機械です。
受信には
特別なフィルムみたいな用紙を1枚ずつセットするんです。
病院の手術も、今ではあり得ないくらい
ルーズな感じだしカルテの管理も。
マックイーンは、ファッションもおしゃれです。
タートルのセーターにジャケット
コートもステキです。
結構、渋いけど面白かったですよ。
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