天井桟敷の人々/Les enfants du paradis [午前10時の映画祭]
原題:Les enfants du paradis
監督:マルセル・カルネ
脚本:ジャック・プレベール
撮影:ロジェ・ユベール
音楽:ジョセフ・コスマ
製作国:1945年フランス映画
上映時間:190分
字幕は山田宏一さん
http://asa10.eiga.com/cinema/30.html
ストーリー
第2次世界大戦の最中、
ナチスドイツ占領下のフランスで3年6カ月の歳月をかけて製作された
ジャック・プレベール脚本、
マルセル・カルネ監督のコンビによる群像絵巻。
1946年のベネチア国際映画祭で特別賞を受賞。
舞台は19世紀パリ、芝居小屋が立ち並ぶタンブル通り(犯罪大通り)。
売れないパントマイム役者バチスト(J.L.バロー)は、
裸踊りを披露する芸人ギャランス(アルレッティ)に一目ぼれする。
しかし俳優ルメートルや詩人ラスネールなど、彼女に恋する男は多く、
バチストは彼女になかなか思いを伝えられない。
一方、バチストの出ている
芝居小屋の座長の娘ナタリーはバチストに恋をしていた……。
第1部「犯罪大通り」、
第2部「白い男」の2部構成で描かれる。
こぼれ話
バチストのモデルとなったのは、
18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍していた
パントマイムの名手ジャン=ガスパール・ドビュロー。
ラスネールのモデルは19世紀初頭の詩人であり犯罪者で、
窃盗などを繰り返したのちにパリで強盗殺人を犯し、
獄中から数々の詩などを新聞に投稿し、
評判になったピエール・フランソワ・ラスネールである。
出演はジャン・ルイ、アルレッティ、マリア・カザレス。
キャスト
直訳はles enfants du paradis
パラダイス(楽園)の子供たち
ですが
邦題は
天井桟敷の人々
ですね。
なぜ、こんなタイトルなのかよくわかりません。
天井桟敷は、劇中では4階席
一番安い席のことでした。
4スルー?って言ってました。(良い席は1フランです)
そして
天井桟敷の観客に、バティストの無言劇が
すごくウケて、のちにパリじゅうで芸術と認められたからかな。
バティストは、仕事の(マイムの)プロですよ。
【感想】
良かったー!!
ス・テ・キです。
純愛って感じ。
相当、気に入りました。
バチスト LOVE
バチストの俳優さん(Jean-Louis
Barraultさん)は、
マイム専門家なんですか??
めっちゃ、上手かったですよ。
パントマイムというのか無言劇というのか・・・
無言劇のプロを追及してるから
もう、両手、両足、身体全体を大きく伸ばしたり
大げさな顔の演技で気持ちを表現して
BGMは生オケで。
めっちゃ、かっこよかったー、バティスト
プロファイルウォークっていうんですね。
不思議ですね。
背景が動いてるのに
歩いてるみたい。
1900年当時の人にもウケたと思いますよ。
マイムの練習コーナー(笑)
↓
http://www.youtube.com/watch?v=FJyb44gaEjY
動画もありました
↓
顔立ちも、結構イケメンだよね。
ジャン=ルイ・バローさん
ジョセフ・ゴードンレビット君似??