ダウト～あるカトリック学校で～ /Doubt

http://www.movies.co.jp/doubt/

原題：Doubt
監督・原作・脚本：ジョン・パトリック・シャンリィ
製作：スコット・ルーディン、マーク・ロイバル
製作総指揮：セリア・コスタス
撮影：ロジャー・ディーキンス
美術：デビッド・グロップマン
音楽：ハワード・ショア
編集：ディラン・ティチェナー
製作国：2008年アメリカ映画
上映時間：1時間45分
配給：ディズニー

アカデミー賞®（2009/02/22） 俳優陣は4人ノミニーでしたよ。
○主演女優賞：メリル・ストリープ
○助演男優賞：フィリップ・シーモア・ホフマン
○助演女優賞：エイミー・アダムス
○助演女優賞：ヴィオラ・デイヴィス



↑
このシーンで、もし手でも握るセクハラをしたら
私も疑ったと思いますが。


http://eiga.com/movie/54327/critic参照

主要人物は3人の聖職者。
新しい時代の息吹を感じさせる神父と、
古い価値観から逃れられない厳格な校長、
そしてピュアな新人教師。

黒人の男子生徒に優しい神父に対し、新人教師は確たる証拠もないまま、性的関係を疑う。
校長は疑惑を募らせ、彼の存在を排除すべく異様な執念をたぎらせていく。

大量破壊兵器所持の疑惑を振りかざし暴挙に出て、泥沼へとはまったアメリカの過ちを彷彿とさせることは言うまでもない。
あるいは、メリル・ストリープ扮する校長を、疑わしきは暴き出そうとするメディアだとすれば、
フィリップ・シーモア・ホフマン演じる神父は、叩けばほこりくらい出る市民だ。
揺るぎない信念と信念のぶつかり合いに、相手の立場に立つという想像力が生まれる余地はなく、
エイミー・アダムスの教師像は、揺れ動き染まりやすい大衆心理そのもの。


私は、どっぷりと「エイミー・アダムス派」です。
疑いつつも、そうではないと思ったから。



1964年のアメリカ、ニューヨークのあるカトリック教会学校が舞台です。
厳格なシスターと進歩的な考えを持つフリン神父が対立します。
シスターがとにかくキビシイ。
食事シーンなんて、彼女以外から声を発しませんよ。
ひたすら食べてる。

規則通りでなければならない人です。
そんな、厳しく怒ってばかりの怖い人だけど
こんな面もあるという
人として何か認める部分を見せてくれれば逆に信頼できるのですが
そこはあまり描かれてなく
ただ、本当は弱いから虚勢張ってるんじゃ？という目で見てしまった。



神父は、演技が良いからなのかわからないけど
ホント、白黒つけられません。
食事シーンはシスターたちとは対照的です。
会話しながら食べてます。
ステーキとかローストビーフ?レアな感じで
見てて、無性に肉とミックスベジタブルが食べたくなりました。
でも、ホントわかんないんだよねー。
ロッカーのシーンの笑顔とか
ただ優しいだけなのかもしれないし。
やっぱ、フィリップシーモアホフマンがうまいんだよねー。
私は、エイミーアダムスとほぼ同じ心理でした。

確証がないのだから、何と言われても
嘘までついて自分の考えを押し通すのはわからないーーー

この作品を見た人はどう思ったんだろう。
私は、神父はやってない
と思ったけど・・・・・・・・

皆さん、是非見てください。

テーマがよくわかりませんでした。







H&M渋谷がこれくらいできてました。
H&Mは銀座より原宿のほうが品ぞろえが良いと思います。
渋谷はさらに良いのでしょうか・・・
楽しみです。


追記
この映画の字幕は、下じゃなくて
左右に縦に出ました。
余談でメモ

新作映画『セブンティーン・アゲイン』のメルボルン・プレミアにザック・エフロンが登場
2009年03月17日 04:14 @=オーストラリア/メルボルン

[03月16日 TimeWarp] 現地時間16日、新作映画『セブンティーン・アゲイン』のプレミアがオーストラリアのメルボルンで開催され、会場には主演俳優のザック・エフロンが登場した。

現在同映画のプロモーションでオーストラリア各地を巡っているザック・エフロン。
『ハイスクール・ミュージカル』に出演してからは世界各地で人気を得ている彼の新作映画に、注目が集まっている。

『セブンティーン・アゲイン』は、主人公の中年男性マイク・オドネルが、ある日17歳の姿で目覚め、第二の高校生活で人生をやり直そうとするコメディ。中年のマイク・オドネルを演じるのはテレビドラマ『フレンズ』のチャンドラー役を演じたマシュー・ペリー。ザック・エフロンは17歳の頃のマイクを演じる。

日本での公開は５月１６日の予定。



絶対みるーーーーーー

コメント 14

コッスンさんの記事、続きが気になります＾＾
確かメリルもホフマンもアカデミー、
ノミネートされてましたよね。
あれ？エイミー・アダムスも？ん？（自信なくなって来た＾＾；）
とにかく、この映画、観てみたいです。

by てくてく (2009-03-18 17:09) 

てくてくさん[__晴れ]
途中で中座しまして、失礼。
是非、ご覧になってください。
人って、疑うことで絆ができるって言ってたけど
確かに、限りなくクロに近くても
確証がないとスッキリしませんよねー。
だからと言って、言い分を押し通すのは
私には理解できないのです。
そこがテーマだったのかな?
是非是非見てください[__！]

by コッスン (2009-03-18 21:00) 

こんばんは～。
もう公開中なんですよね。
私の所ではちょっと遅れて公開されそうです。
是非、観に行きたいです＾＾

コッスンさん、ポール・ジアマッティですよ～ｂ（＾＾）

by てくてく (2009-03-20 00:42) 

ポール・ジアマッティですね。忘れてました。
ポールが神父のキャスティングで見て見たいです。
もっとハマルかもしれない。
私がクマにキレた理由でもエロかったし。（笑）
今後に期待できますねー。
ポールジアマッティさん。

フィリップシーモアホフマンは25時の役がすごく好きです。
DVD持ってないから何度も見れなくてさみしい・・・
by コッスン (2009-03-20 15:46) 

「マンマ・ミーア」のあとに観ただけに、メリルの180度違った本来の（？）芸風に痺れました。神父役のフィリップ・シーモア・ホフマンが、白ポチャで、いかにも何かしでかしそうな感じ。。
思わせぶりな怪し系ドキドキ映画かと思ったら、メリルVSフィリップの対決は激しく、まさにバトル！ですねえ。
たとえば会社で、確たる証拠もなく「お前、セクハラしているだろう！」って言われたら、これかなりキツイ状況ですよねえ。。。
つまりは、「皆さん、怪しい行動には気をつけましょう」って教訓でしょうか？うーーん、微妙。
by アッシー映画男 (2009-03-21 11:24) 

それは、良いチョイスですね。
メリルの演技がまるで正反対。[__わーい]
やっぱり、真相はわからないけど
あの状況ではメリルの負けだと思いました。
すべての人の演技が光ってた作品でしたね。
by コッスン (2009-03-21 21:18) 

こんばんは。
疑惑は最後まで疑惑のままでしたね。
キャストの演技合戦が見物でした。
by hash (2009-03-25 00:33) 

hashさん、ホントですよね。
最後、泣いたのは自分が正しいと思ってたのが
周りから間違いといわれて
それでも納得できなくて泣いてたんですかね。
真相をメリルとフィリップシーモアホフマンに聞いてみたい。
by コッスン (2009-03-25 17:35) 

こんばんは。
> 大量破壊兵器所持の疑惑を振りかざし暴挙に出て
すごい例えです～　でも何だかピッタリです！
私は最後に泣いたのは、疑いに心が捕らわれて追求していくあまりに
神への罪となる嘘をついても自分は正しいと思ってしまったことに
改めて気付いたからかなあと思いながら観ていました。
疑う心は人を歪めてしまう…というところがちょっと怖かったです。
by non_0101 (2009-04-14 23:12) 

そうかも・・・私はあのようにできないから
理解できませんでした。
ちょっと難解[__もうやだ～]
by コッスン (2009-04-15 00:51) 

私も、コッスンさんの例えにすとんと納得しちゃいました。
タブロイドとかパパラッチが成り立つ理由が解っちゃう作品でしたよね。
私はよかったと思います。さまざまな形に、人に、変化していくダウトが面白かったです。
by クリス (2009-04-18 22:22) 

もしかして、、、クリス様や non_0101 様が私の例えだと思ってるのはhttp://eiga.com/movie/54327/critic
の清水節さんの記事の引用部分だと思います。
私は、そんな例えを文字に変換できない人です。
ノー天気に
ただブラブラと映画館をうろついてる不審者ですから。

[__ふらふら]
by コッスン (2009-04-20 00:59) 

コッスンシ～♪
観てきましたよ、やっと＾＾
しかし、上手いですよね、演技。
流石です。
見ごたえありました、引き込まれました。
by てくてく (2009-05-13 15:40) 

全員がうまいから、見ごたえあったんです。
最近、つくづく感じます。
神父はシロですよね。(笑)
by コッスン (2009-05-13 20:31)