インビクタス/負けざる者たち/INVICTUS

http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/

赦しが魂を自由にする

 

 

ストーリー：1994年、マンデラ（モーガン・フリーマン）は
ついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
いまだにアパルトヘイトによる人種差別や
経済格差の残る国をまとめるため、
彼はラグビーチームの再建を図る。

1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、
マンデラとチームキャプテンのピナール（マット・デイモン）
は、一致団結して前進する。

スタッフ
監督・製作： クリント・イーストウッド
原作： ジョン・カーリン
脚本： アンソニー・ペッカム
製作： ロリー・マクレアリー / ロバート・ロレンツ / メイス・ニューフェルド
製作総指揮： モーガン・フリーマン / ティム・ムーア / ゲイリー・バーバー / ロジャー・バーンバウム
撮影： トム・スターン
美術： ジェームズ・J・ムラカミ
編集： ジョエル・コックス / ゲイリー・D・ローチ

キャスト
モーガン・フリーマン
マット・デイモン
スコット・イーストウッド
ラングレー・カークウッド
ボニー・ヘナ
他

invictusはラテン語だそうです。
ラテン語・・・
パッション思いだした。
英語だとunconquerable soulらしい。

【感想】
良かったー。ジーン

マットデイモン、マッチョになってた!!

 

見所は
迫力満点のハカ!!
http://allblacks.com/index.cfm?layout=haka
http://www.allblacks.com/jp/index.cfm?layout=haka
カマテ!! カマテ!!

http://www.allblacks.com/jp/index.cfm?layout=multimedia
このページから貼ってみたけど・・・
是非 映画館でご覧になってください。

オールブラックスの「ハカ」って
すごく、プレッシャー。
毎回あれやるんでしょうか。

ちなみに「オールブラックス」はニュージーランド代表で
サウスアフリカは「スプリングボクス」
通称「ボカ」
です。

オスカーの
主演男優賞に、モーガン
助演に、マットがノミネートされてますが
マットデイモン、よく演じていたと思います。
主役、という感じです。

しかし、オスカーウィナーは、イングロリアルバスターズの
クリストフヴァルツさんだと思う。(推理)

ラグビーワールドカップ1995優勝は
実話らしい。

ラストでおいしいとこ持ってた10番の選手は
顔がどーみても、イーストウッド監督の息子だろ。
一気飲みしたり、随所随所であの顔が目立ってたぞ。
似てるよね・・・・

 

ラグビーを広めよう。
皆で祖国を応援しよう。一つになって。

一つのチーム。一つの祖国

 

ネタバレ
って話でもないんですが。
実話ベースらしいし。

 

 

劇場で一番ウケてたのが
オールブラックス対日本のスコアのとこですね。
ラグビーしてる日本人には屈辱ですね。
でも。そんだけ弱いんですね・・・
マンデラもびっくり！！
145対17

 

マンデラさんに関しては
以前、マンデラの名もなき看守を
デニス・ヘイスバード
(24で黒人大統領だった人。あるいはエデンより彼方で白人に惚れられて困ってた人)
目当てで見たんですが
ダイアンクルーガーの美しさが印象的でした。

あっちの映画では、27年もあの島にいる間に
アパルトヘイトっていうか
当時の政府に
息子を殺されたり、(事故死ってことになってましたが・・・)

奥様まで逮捕されたり
本当にひどいことをされても

ただひたすら

じーーーーーーーーーーーーーと
誰も恨まず、
耐えて

そして

解放されるとこでハッピーエンド?でしたが
(あれは、ジョセフファインズの心の変化の話だしねー)

今回
そんな話はチラとも出ない。

娘がお父さんとあまり仲良くない
という描き方で
そういう部分見せてて、監督の手腕というか
上手いなーと思いました。

同様に27年間いた、あの島の
あの独房に
マットデイモンが訪れることで
マンデラという人を描いてて(マットを通して描くというか)

 

イヤミが無くていい作品だと思います。

あと、一番すごかったのは
ラストのワールドカップの試合のカメラがうまかったですね。
グラディエイター見た時のような
カメラワークでの感動でした。

 

27年間投獄され心の支えにした
インビクタスという詩

私はわが運命の支配者
我が魂の指揮官なのだ。

Invictus インビクタス
by  William Ernest Henley　ウィリアム・アーネスト・ヘンリー

Out of the night that covers me,　私を覆う漆黒の夜
Black as a Pit from pole to pole,　鉄格子にひそむ奈落の闇
I thank whatever gods may be　　どんな神でさえ感謝する
For my unconquerable soul.　　わが負けざる魂<インビクタス>に。

In the fell clutch of circumstance　無惨な状況においてさえ
I have not winced nor cried aloud,　私はひるみも叫びもしなかった
Under the bludgeonings of chance　　運命に打ちのめされ
My head is bloody, but unbowed.　血を流そうと決して頭は垂れまい。

Beyond this place of wrath and tears　　激しい怒りと涙の彼方には
Looms but the horror of the shade,　　恐ろしい死だけが迫る
And yet the menace of the years　　だが長きにわたる脅しを受けてなお
Finds, and shall find me, unafraid.　　私は何一つ恐れはしない

It matters not how strait the gate,　　門がいかに狭かろうと
How charged with punishments the scroll,　　いかなる罰に苦しめられようと
I am the master of my fate:　　私はわが運命の支配者
I am the captain of my soul.　　我が魂の指揮官なのだ。

↑
パンフレット800円

 

エデンより彼方にでも
マンデラの名もなきでも

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マンデラの名もなき看守 [DVD]

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結局、白人が黒人に親切にしただけで(ジュリアンムーアがデニスヘイスバードさんに）
もう白人社会から
いやがらせが始まり
自分だけでなく家族まで危険になる。
だから、やはり距離を置く。
とても理不尽。
どちらの立場でも。

人種の壁は同じ人間というレベルで過ごせない時代だったんだなー・・・
と思いますね。

マンデラさんは、素晴らしい。
サウスアフリカの国民は希望を持てた。
そういえば2012でも
みんな最終的にケープタウン目指してたなー
と思いだしました。
映画みてるとストーリーと
まったく関係ないことをよく思いだします。

 

エンドロールの歌は、ジュピターの英語版？
本物マンデラやピナール、その他選手の人の写真と
エンドクレジット
右に縦に、歌の字幕が出たから
どれを見ていいか分からなくなって
エンドクレジットまったく読めませんでした。

 

字幕
松浦美奈さん。

 

 

 

※私の隣に後から座ったご夫婦らしき人が
あきらかに、持ち込みで
持ち込みでも音がでなきゃいいんだけど
コンビニのビニールの袋にサンドイッチとか菓子とか持って座り
カシャカシャしませんよーに。
と祈っていましたが
お父さんが盛んにカシャカシャしてました。
あれって、マナーを知らないんでしょうね。
悪びれず、私の視線もブッチしてました。

しかも

「それって、どーやって出すんですか？」

などと質問された。

だから、これは座席に付いてるんじゃなくて
コンセでトレイもらわないと 無いんですってばー。
座席のドリンクホルダーにセットすれば
270度くらい好きな角度に動かせるんです。

飛行機や、新幹線の格納式テーブルだと思ったらしい。

オーマイガー

 

※予告でタイタンの戦い みたんですが
サム・ワーシントンの顔のアップが全然なくて気の毒でした・・・

 

 

コメント 7

おーーー☆
ほんもののハカは凄いですね(*_*)！
しかも、みんなすごい迫力のラガーマン体型。。。
これに勝った南アフリカ、、、すごいですね^^;
by ジジョ (2010-02-08 01:56) 

マット・デイモン、マッチョに？！そこも気になりますが、
内容も気になるので今度見てきます！

マナー、これはちょっと嫌かもですねー、音は気をつけて欲しいです。集中したいですものね。
by kachan (2010-02-08 07:48) 

ジジョ様
やっぱハカでしょ。
あれ、ある意味恐ろしいよねー・・・
優勝は運命だったんですーーv

kachan様
yea!!
インフォーマントがメタボすぎでしたからねー。
内容は、さわやかですー。
映画館のマナーは、つらいものがありますね。
特にIMAXでの、前の人の座席への座り方の
後ろの人への配慮が無いと
もう、怒りですが
そこは赦しの心で・・・(笑)
いつも耐えてます。
なんで、シートからあんな頭出すかなー。





by コッスン (2010-02-08 14:34) 

＞10番の選手
スコット君は何気に目立っていましたね。
イーストウッド監督作以外でお目にかかれる日を期待したいです。
by hash (2010-02-14 18:59) 

hash様
目立ってました。前見た、グラントリノより
全然出番が増えてました。
顔が似てるからすぐわかるね。

10番のラストの
あのシュート(っていうんでしょうか)
相当、練習したでしょうねー。

by コッスン (2010-02-15 01:15) 

感動しました～。
ほんとに嫌味がなくて、
観やすい作品だと思います。

途中でお腹が痛くなったんだけど、
絶対、見逃すものか～って、
気力で最後まで観ましたよ＾＾
by てくてく (2010-02-23 01:40) 

てくてく様
感動ですよね。
じんわり来るんですよね。
監督の実力を思い知らされました。
迫力の作品だから、大きなスクリーンで見るのが良いですねーー

by コッスン (2010-02-24 23:23)