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ぼくのエリ/Let the Light One in [映画]

原題:Let the Light One in
監督・編集:トーマス・アルフレッドソン
製作:ヨン・ノードリング、カール・モリンデル
原作・脚本:ヨン・アイビデ・リンドクビスト
撮影:ホイット・バン・ホイットマ
音楽:ヨハン・ソーデルクビスト
美術:エバ・ノレーン
編集:ディーノ・ヨンサーテル
製作国:2008年スウェーデン映画
上映時間:115分
映倫指定:PG12
配給:ショウゲート

http://www.bokueli.com/

ストーリー

永遠に年をとらないバンパイアの少女と、
孤独な少年の交流を描いたヨン・アイビデ・リンドクビストの
ベストセラー小説「モールス」の映画化。

内気で友達のいない12歳のオスカーは、
隣の家に引っ越してきた不気味な少女エリに恋をする。

しかしエリの正体は、
人間の血を吸いながら町から町へと移り住み、
200年間も生きながらえてきたバンパイアだった。

2008年のトライベッカ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。

キャスト
カーレ・ヘーデブラント、
リーナ・レアンデション、
ペール・ラグナル、
ヘンリック・ダール、
カーリン・ベリィクイスト、
ペーテル・カールベリ、
イーカ・ノード、
ミカエル・ラーム、
カール=ロベルト・リンドグレン、
アンダージュ・テー・ペードゥ、
パレ・オロフソン
字幕は伊藤幸子さん

335935_001.jpg

オスカーはいじめられっ子
この子、透き通るように白い皮膚と
透き通るようなブロンドヘアできれいですね。
演技も良いですよ。

335935_008.jpg

エリ、、、この表情から察するに。。。空腹だと思う。
最初みたとき
エスターっぽい?と思いました。

エスター
怖かったですよねー(笑)

 

 

ぼくのエリ200歳の少女

原題はLet the Light One in

この原題がけっこう大切なポイントだと思う。
エリにとってのポリシーというか
習性なのか

結構、面白い作品です。

1、雪のシーンが多いです。
2、結構、深い作品です。ヘビーというかな。

見て、これは見てよかった!!と思える作品でした。
何が・・・というとうまく説明できませんので
是非ご覧になってみてください。

 

ところで、わたしはヴァンパイア映画は基本見ないんですが
また、ミーハーな理由から見てしまいました。

先日のサンディエゴのコミコンで
話題だった・・・

500日のサマー
KICK-ASSでブレイクした
クロエモレッツちゃんの
Let Me In
のオリジナルだと知ったからです。

 

ひそかにクレア・モレッツちゃんファンです。
グレッグのダメ日記の公開も楽しみにしてます
(私が見たい映画は、結構日本公開されません)

 

トレイラーをご覧いただければわかると思いますが
ぼくのエリの

まんまです。

 

 

、まさに
リメイクですね。

リメイクというと、私は
インファナルアフェアより、
ディパーテッドのほうが
好きだ
という
少数派なのですが[ふらふら]

 

ぼくのエリはどうでしょうね。
レットーミーインの方が好きかな?
クレア・モレッツとリチャード・ジェンキンスっていうだけで
ちょっと惹かれますね。[わーい(嬉しい顔)]

 

インファナル・アフェアは
本当に悔しくて、アンディラウを何とかしたくて続編絶対作って欲しい
とか思いながら泣きそうになりながら、ドアからでて
帰り道でも悔しくて
家に帰ってからも悔しくて
ホント、後味悪くて・・・
アンディラウを何とかしたかったんですが・・・

ディパーテッドは、グッジョブ
マークウォールバーグでしたから
さすがハリウッド。後味良くしてくれてありがとう
と真剣に思いましたからね。

 

※インファナルアフェアでもモールス使ってましたね。
トニーレオンが

 

以下、ぼくのエリのネタバレ
多分レット・ミー・インが今後日本公開されたら
同じくネタバレだと思われます。

レット・ミー・イン
このタイトルも、ぼくのエリの原題
「正しいものは入れてください」

に通じててこの映画の
重要なポイントだと思います。

「入れる」のは「受け入れる」という意味も含んでる
と思います。

 

未見の方はここでさようならーーー

[手(パー)]

 

エリと年配の男性が夜中に引っ越してくる。
この二人の関係も
最初は分かりませんが
見てると分かります。
この、エリの保護者のような人が
どんな人なのかは見てるとわかるんです。

オスカーがいじめられっ子だったみたいに
あのおっさんも、ミルク飲みながら、声をかけられても
人とと関わろうとしなかったり
という伏線みたいなものも描かれてて

 

ゾクゾクっときて
この映画のすごさだと思います。

 

とにかく雪や氷のシーンが多かったです。
今、日本は熱いじゃないですか
ヒートアイランドで・・・[晴れ]
だから、余計に寒いシーンが全然寒く感じなくて
冬みたら、臨場感だったと思います。

夜のシーンも多かったです。
エリは夜活動するから。
関係ないけど「魔法使いの弟子」も夜のシーンが多かったです。

 

エリは寒さを感じないみたいです。
そして、この作品の原題にもなってる
「入っても良い」と言ってくれないと入れない生物です。
許可が下りないと、全身から血出して苦しみだします。

そして、私を受け入れてと言います。
オスカーは、受け入れました。

 

オスカーのお父さんは
多分ゲイだと思いました。
オスカーも知ってしまったと。

 

プールのシーンは
ホラーでしたね。
水中シーンだったから、何が起こってるか
はっきり描かれてないけと
十分わかる。
エリが助けにきたんですねー。

エンディングが、素晴らしいですね。
寒いのに、なぜか列車の窓があいてて
人はいなくて・・・
そして、オスカーが段ボール箱にモールス送ってましたね。

こうやってオスカーはエリを受け入れ
何十年も見守り守られるんだなー・・・というラストで
あっぱれ!!という感じでした。

インセプションもすごかったけど
これもすごいです。

 

ホラーokな人は見る価値ある作品だと思いました。

 


タグ:面白い
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ネジ

ヴァンパイアは家主に招かれないと入れないという掟が
あるらしいですが、日光や十字架、黒猫なんかよりも
マイナーネタですよね〜。私もこれで初めて知りました。


by ネジ (2010-08-20 01:48) 

コッスン

ネジ様!
初めて知った。そうなんですか?
ヴァンパイアモノはあんま見たことない。
シャドウオブバンパイアを、超小さい映画館で見たなー。
日光は、病院で燃えたシーンですね。
じゃあ、タイトルは
それもあって、あと正しく自分を理解して受け入れて
という二つのメッセージですね。
ラストシーンは、あれダンボール箱じゃなかったかな?
記憶があいまいなんですけど
箱状のものにモールス叩いてましたよね。
あれ、ダンボールじゃないのかなー。
あの中にバスタブが入ってるのかなー
とかいろいろ想像した
by コッスン (2010-08-21 00:26) 

ネジ

原作の本は「モールス」って題名だけど、北欧版、米版と
変化していった題名も素敵ですね〜w
最後の箱ごしのモールスは「kiss」って打ってるみたいですよ。
なんとリリカルで可愛いなと☆好きな作品です〜♪
by ネジ (2010-08-21 02:19) 

コッスン

ネジ様
ぼくのエリっていう邦題はどうでしょうね。
モールス信号を知ってる人がみたら
わあ!!って面白いですね。
kissだったんですね。

ところで・・・・
某修正シーンは一体何だったんでしょうか。
意味がわからなかったですー。


by コッスン (2010-08-22 22:19) 

ネジ

例のシーンですね。
あの修正には実は重要な秘密があって去勢された傷跡があるようです。
エリが最初から「女の子じゃないから、、、」っていう
言葉には年齢以外に男でも女でもないという意味だと。
(あの修正のせいで)オスカーがそれを見ちゃった上での決意が、
わかるとわからないでは切なさがまた違ってきますよねぇ。
by ネジ (2010-08-24 04:01) 

コッスン

ネジ様
えええええええええええええ
マジすか。
確かに、そのセリフはあった。
クロエモレッツちゃんもそうなのかな。(ハリウッドリメイク版)
そうですね。
それを知った上でもう一回みると面白いってか
修正するなよーー>日本
たいとる(邦題)もダサイし

by コッスン (2010-08-26 21:28) 

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