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バベットの晩餐会/Babette's Feast [午前10時の映画祭]

原題:Babette's Feast
製作:ユスツ・ベツァー、ボー・クリステンセン
監督・脚本:ガブリエル・アクセル
原作:カレン・ブリクセン
撮影:ヘニング・クリスチャンセン
音楽:ペア・ヌアゴー
製作国:1987年デンマーク映画
上映時間:102分
字幕は、関美冬さん
監修が、小松弘さん

http://asa10.eiga.com/cinema/34.html

20世紀のデンマークを代表する
女流作家カレン・ブリクセンの同名小説を映画化した心温まる群像劇。

19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に
質素な生活を送る初老を迎えたプロテスタントの姉妹がいた。

そこにパリ・コミューンで家族を失ったフランス人女性バベットがやってくる。
その後彼女は家政婦として長年姉妹に仕えるが、宝くじで大金を手にいれると、
村人のために晩餐会を開きたいと申し出る。

87年度のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。


キャスト
ステファーヌ・オードラン、
ジャン=フィリップ・ラフォン、
ボディル・キュア、
ビビ・アンデショーン

 

DVDは無いらしい

 

バベットの晩餐会 (ちくま文庫)

バベットの晩餐会 (ちくま文庫)

  • 作者: イサク ディーネセン
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1992/02
  • メディア: 文庫

 

 

 

【感想】
普通
バベットの女優さんの顔が怖い感じ・・・

 

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デンマークのユトランドに住む
善行をしてる姉妹の話から始まります。
(海沿いなので、干物が干してあります)

この二人の召使がバベットさんです。
なぜ、バベットさんがここに仕えることになったのか。。。

と映画が始まります。

 

そして、バベットが一人増えたのに
支出が減り、手元に残るお金が増えます。

バベットは、エコな人なんです。
そして料理が上手。

干物のヒラメはカレイをまず水に浸して
戻してからぶつ切りにし
水に入れ煮ます。
固いパンを崩したものにビールを加えて
一緒に煮ます。

このビールパンを善行で配給するんですが
バベットさんも食べて
んーーー微妙な顔

そっこうで、玉ねぎと砂糖を買いに行きました。

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野草なども、臭いをかいで
食べられる野菜や、香辛料にできる野菜などは
自分で摘んで食事に利用し
また、魚も値切ったり
ベーコンもまえのは腐ってたといって
交渉してやりくり上手。

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料理がうまい理由はラストではっきりします。

この映画のテーマは
料理は芸術で、人を幸せにできること。
芸術とは、人を幸せにするもの。与えるもの。
そして貧しい芸術家はいないということ。

音楽や美術、建築など芸術はありますが
それらの物は、やはり人に与えられて
幸せになれるものだと思うし
芸術家は人に心の豊かさを与えるべきだと思いました。

目先の幸せとかじゃなく
心の本質の話かな??

 

 

 

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